自分以外の人たちが特別な瞬間を作ってくれる

 昨日、大阪も特に北部は、かなりの雨が降りました。

 近年の集中豪雨は、激しさを増すばかり。未だ気は抜けません。

 しかし、南部は適度に振り、暑さもひと段落しました。

 今日は長男が、事務所に来ていました。

 宿題をするはずが、知らぬ間に従妹同士で盛り上がっていました。

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 上階には弟家族が住んでいます。

 前の駐車場は彼らの遊び場でもあるのです。

 夏休みの小さな思い出になれば……

 残すところ1週間になりました。

 8月21日(水)、イチローが日米通算4000本安打を達成しました。

 その日の会見は、各紙に掲載されました。

 全文は掲載されないので、どこをピックアップするのは書き手にゆだねられます。私が一番注目した部分は、判断が分かれた部分のようです。抜粋してみます。

 結局、4000という数字が特別なものをつくるのではなくて、記録が特別な瞬間を作るのではなくて、自分以外の人たちが特別な瞬間を作ってくれるものだというふうに強く思いました。

 記録達成の瞬間、試合を止めて、チームメイトや、ヤンキースタジアムの観客が最大の賞賛を送ってくれたことを指しての言葉です。

 イチローは「半泣きになった」という表現で、その嬉しさを表しました。

 独特の言い回しで、物事の本質を突くのがイチロー語録なら、この言葉に彼の擦りきれない感性と、純粋さを感じます。

 安打数が日米にまたがっているにせよ、記録は数字で表現されれいます。それでもその価値を決めるのは、自分以外の人々で、更に自分以外の人々が、自分の心を動かすというのです。

 これを日々の仕事に置き換えてみれば、より端的です。自分たち最善の努力をしたかが重要ですが、それを評価付けるのは受け手なのです。

 どうやら、感謝や感動は、自分以外の人におっている部分が大きい、という事が分ってきました。

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