好きこそが

 8月も2週目に入りました。

 今週を乗り切れば夏季休暇という人も多いのでは。

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 長男が3年生になり、一緒に行動する機会も減ってきました。

 しかし彼らは夏休み中。

 昨日はタイミングが合い、2人で鶴見緑地に行って来ました。

 公園内にある植物園が「咲くやこの花館」です。

 ここで食虫植物の展示があり、公開実験を見たいそうなのです。

 これがなかなか素晴らしく、CCDカメラまで使って解説がありました。

 食虫植物も光合成をしているので、虫を取らなくても生きて行けるそうです。

 「虫はおやつみたいなもの」と説明がありました。
微妙な気分です。

 長男は、かぶりつきで話しを聞いていました。

 また、実験後も、長い時間、お姉さんに質問していました。

 夏休みの自由研究も兼ねているのです。

 有名な塾講師がこんな話しをしていました。

 有名国立大学を出るも、なんとなく塾講師という仕事をしていました。心底打ち込めず、よくパチンコをしていたそうです。

 パチンコ屋で顔見知りになった、おっちゃんがよく競馬の話しをしてくれるのです。

 「あの馬は誰と誰の子供で、その父親はこういう馬で、更にその親はこんな馬で、その馬はこんな特性を持っていて、悪天候の時にはめっぽう強くって……そういえば○○年の××記念では……」

 そんな話を延々と聞いていた彼は「おっちゃん、それだけ勉強したらセンター試験でかなりの点数取れるで」と言ったそうです。

 そして気づきました。「好きやから、全く苦にならないんや。それどころか、楽しくて仕方がないんや」と。彼は英語の講師だったので、それからはいかにして、英語の面白さを伝えるかに、方針を変えました。

 生徒の成績は上がりだし、彼の塾講師としての礎を築いていったのです。

 どうすれば仕事の勉強の面白さを伝えられるのか。

 「仕事でも勉強でも、あなたが楽しくて楽しくて仕方ない、という取り組み方をしていれば、教育も何もいらないよ」と教えてくれた人がいました。
全くその通りです。

 結局ハエトリソウを買うはめになりました。1鉢600円。

 好きなら、世話も苦にならない、となれば良いのですが。

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