昨日、今日とパシフィコ横浜に来ています。
JAL再生を果たし、名誉会長に退いた稲盛和夫氏。
その稲盛さんが、若手に経営の根幹を教えるのが盛和塾です。
その勉強会がに来ています。
開会までの時間に、会場近くの横浜美術館を訪れました。
設計は、東京都庁で知られる、丹下健三。
現在「プーシンキ美術館展 フランス絵画300年」が開催されています。
目玉は広告になっているルノワールの<ジャンヌ・サマリーの肖像>。
1877年の作品で、ルノワールの肖像画の中でも最高傑作と言われるそう。
日本初上陸と聞けば、観たくなるのが人の性です。
ルノワールが愛した、当時20歳の人気女優がジャンヌ・サマリー。
ピンクの背景に、ブルー系のドレス。青いつぶらな瞳は、125年の時を超えて……といったところでしょうか。
その他では、ピカソの<マジョルカ島の女>が素晴らしかったです。
館のコレクション展も併設されており、こちらは撮影OK。
ダリ、イサムノグチ、リクテンスタイン、」アンディー・ウォーホール。
キャンベルスープの連作と共に、インスタントカメラで撮っただけの写真が並んでいました。
アーノルド・シュワルツェネガー。
とても線の細い頃の写真です。
これもアートだと言えばアートなのです。本人に哲学があれば。
稲盛さんは「カニは己の甲羅に似せて穴を掘る」とよく言います。
会社というものは、経営者の人格以上にはならないという意味。
会社、組織を良くしたければ、自分が成長するしかない。哲学を磨き、心を高めるしかない。
常に耳が痛く、しかし、やる気は満ちてくるのです。