麦と稲と首長から学ぶ

 昨日は「柏の家」のクライアントと打合せでした。
茨城県取手市にある施工会社まで約5時間。

 上野から常磐線に45分ほど乗ると藤代です。

 2:30pmから始まった打合せが、気がつけば7:00pmを回っていました。

 慌てて駅へ向かい、電車に飛び乗ると、何とか終電で帰ってこれました。

 地下鉄谷町線は、御堂筋線に次ぐ黒字路線と聞いています。

 しかし、東梅田から南行きは11:40pmが終電。

 私の知る限り、最も早い終電です。

 それがこの春から12分延長されました。

 地下鉄の終電延長は橋下改革の一つです。誰もが無しえなかった事を実現するその手腕、腕力は皆が評価しているはずです。

 陶芸家、書家の北大路魯山人は「我は美のしもべ」といい、建築家、中村好文は「私は建築のしもべ」と言いました。

 大阪の顔だという自覚を持ち、間違いは侘び、改め、市民の下僕というつもりで働いて欲しいと思うのです。

 畑を彩るのは麦でしょうか。

 以前は、人力で麦ふみをしたと言います。

 踏みつけられた麦が、より逞しく成長するからですが、同様に平坦な人生などありません。

 自然から学び、人から学び。

 人生の収穫期には、実るほど頭を垂れる稲穂かな、と笑える人生にしたいと思うこの頃……

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA